オーナー様へ

シェアハウスとは

シェアハウスとはもともと外人ハウスとかゲストハウスとも呼ばれているもので、それぞれ個室がありリビングやキッチン、浴室を共有して頂くタイプの新しい形の賃貸スタイルです。今までの賃貸経営と違うことの一番はコミュニティの形成にあります。それぞれ違う世界で生活していた方々がお互いの生活感を持ち寄り異文化交流、異業種交流、異言語交流などが盛んになり社会人生活に彩りを加えます。言ってみれば現代版の下宿といったところでしょう。

現代の日本の社会にはピッタリなようでここ10年で市場規模は10倍に、ここ5年では4倍ほどに加速的に伸びてきています。それでも賃貸市場から見るとまだ全体の15%ほどにしかなりません。私達シェアハウスに携わる業界では30%くらいまでは上がるのではないかと期待しつつ市場拡大に努めてきています。

今確かにトレンドではあります。かといって一過性のブームとは違い着実に市場に受け入れられておりシェアハウスは多様化する賃貸スタイルのひとつとして当たり前になりつつあります。そう、いつかのワンルームマンションの時のように。

しかしながら一部メディアなどで間違った方向で扱われ、入居希望者には「誰にでも簡単に安く入れる」とか、オーナー希望者には「やれば必ずもうかる!」とか、ねじまがった現状が伝えられる事もしばしば見受けられます。何の知識も持たずに安易に儲かるからと市場規模拡大に便乗した方々はここへきてバタバタと撤退を余儀なくされています。

オーナー様にはしっかりとメリット、デメリットを理解して頂き、そのうえでこれをやる事の意義を見出されると私たちも幸いに感じますし、是非ともお手伝いさせて頂き、テナントさん含めみんながハッピーになれれば最高なのではないでしょうか。

わびさびコラム

私達もかつてはゲストハウスの住人でした。こんなに楽しくて安全で刺激的なライフスタイルはないということで常々いずれは運営をしてみたいという思いが募っていきました。しかし住んでいるのとやってみるのは大違い。何件も何件も候補の物件を見つけては交渉を重ね、撃沈し、時には意地の悪い不動産屋さんに騙されるんじゃないかと疑心暗鬼に陥ったりしてコツコツと、でも静かに闘志をメラメラ燃やして探し続けてきて やっと最初の一件目にたどり着きました。

予算の関係で極力自分達で何でもやらなくてはなりません。最初の壁はホームページの作成でした。全くの素人だった私達は学校に通い少しずつ作り上げていきました。シェアハウス関係の勉強会、講習会なんかは片っ端から出席を重ねケーススタディを繰り返し学んでいき着々と知識と自信を培っていきました。

内装業者さんとのやりとりも大変。ちょっと目を離すと打ち合わせした事と現場とで歯車が合わずに何度もやり直す羽目になったり、全部任せるわけにもいかないので毎日夜遅くまで自分達でメンテナンスや造作、インテリアコーディネートなどに追われる日々を重ねていきました。完成間近というところでなんとあの3.11が発生。ターゲットにしていた外国人はみんな国に帰ってしまって町を歩いてさえいなくなりました。方向転換し、日本人と外国人のバランスを見て募集を行い逆にここに国際交流の喜びを見出し数か月を得てやっと軌道に乗ってきました。

書いていると大変だったかと思うような内容ですがイエイエとんでもない、楽しくて楽しくて仕方がなく今でも苦労も別に苦痛には感じてません。

だから

私達には自信があります。 必ずオーナー様のご満足いくお手伝いができるものと確信しています。 いつかあなたの信頼のあるパートナーとなれる事を願っております。

天野康伸
天野康伸 わびさびハウス代表

入居者さんの傾向と実態

シェアハウス入居者の傾向と実態

シェアハウスのメリット&デメリット

入居者様にとってのメリット

  • 家賃、敷金が安く礼金、更新料が無い
  • 保証人が要らない
  • 家具付なので鞄ひとつで引越せる
  • 水光熱費やインターネット接続が賃料込
  • セキュリティ面で安心
  • コミュニティが形成されている

入居者様にとってのデメリット

  • 大勢の他人と住むので煩わしさがある
  • プライバシーが低い
  • いろいろな種類の人々が集う

オーナー様にとってのメリット

  • 初期投資が安く済む
  • 計画的な安定経営が可能
  • 空室率が低く抑えれる

オーナー様にとってのデメリット

  • 入居期間が短期である
  • 管理がものすごく大変

統計

入居者の中心はしっかりとした社会人であることがわかる
質問 回答 割合
男女比 男性 31%
女性 69%
外国人・日本人比率 外国人 27%
日本人 73%
年齢構成比 20代前半 23.2%
20代後半 36.4%
30代前半 22.6%
30代後半 9.7%
職業内訳 正社員 38%
派遣社員 10%
アルバイト 10%
学生 7%
その他 35%
平均年収 240〜300万円 25%

シェアハウスの社会的意義

既存の建物を再活用するのでコストが安く済み、従来のスクラップ&ビルドにより出る廃材やゴミを抑えることができるのでエコロジーにつながる。
コミュニティの再構築。国際交流の場を構築することにより世界中の若者に国籍や年代、性別が異なる人との共同生活を通して成長していく機会を与えることができる。
ゆくゆくは老人の孤独死などを防ぐセーフティネットになる。例えばシニア世代やファミリー、シングルユーズの異なる層が一緒に暮らせるハウス形態など。

運営管理請負システム

わびさびハウスの主なサービス内容

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オープンまでの流れ

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